住宅に関する議論のテーマの一つとして、持ち家が良いか賃貸が良いかという内容が頻繁に取り上げられています。それぞれに長所と短所があるので、どちらが自分に合っているか比較検討するのが良いでしょう。持ち家の良いところとしては、初期投資は必要であるものの憧れのマイホームが手に入ることが挙げられます。一度費用を支払えば今後は家賃の支払いもいらないので、安定して同じ家に住み続けることが可能です。
ただし最初に数百万円から高ければ数億円にものぼる高額な支払いをしなければならないので、貯金があるか住宅ローンを利用できるかといった条件が揃っていなければ購入することはできません。また購入した後も固定資産税の支払いやリフォームなどのメンテナンス費用にお金がかかるので、そうした支払いがあることを念頭に置いておくべきです。賃貸の良い点としては、自分の好きな場所にいつでも移り住める身軽さが挙げられるでしょう。持ち家の場合は住居が安定する一方で、基本的には同じところに住み続けることになる可能性が高いと考えられます。
賃貸であれば気軽に好きな場所を選んで住むことができるので、転勤が多い人や定期的に住む場所を変えてリフレッシュしたい人にも向いているかもしれません。賃貸なら固定資産税なども払わずに済みます。ただし家賃を払い続けなければならないことと、いくら家賃を支払っても物件は自分のものにならないことは頭に入れておきましょう。