注文住宅とは何か
2022年12月6日

注文住宅の依頼先に工務店を選んだ場合の特徴

注文住宅の依頼先は色々ありますが、比較的安く自由なプランを実現できるのが工務店となります。工務店では設計事務所と同様に自由設計により建てることが可能ですが、設計事務所のように新しい材料や工法を採用しにくい性質があります。設計力よりも施工能力の高さが工務店の売りですから、どちらかと言えば保守的な考え方をするところが多いと言えます。新しい工法や材料よりも、定評と実績のある材料や工法を採用する傾向があるため、斬新さやデザインを重視した設計プランを希望する場合には向いていないこともあります。

基本的には設計事務所が建てる注文住宅と同じですから、自由な設計プランが可能ですし制約の多い土地にでも建てることが可能です。設計事務所よりは工期の短縮が可能ですから、その分コストを抑えることも可能です。設計事務所との違いが少ないと思われてしまいますが、実際にはメリットもあればデメリットもあります。工務店では設計から施工までを一貫して行いますので、注文住宅にありがちな意思の疎通が図れずに希望と完成形が違うといったトラブルが少なくなります。

しかし設計事務所は工事監理を行い施工状況や材料のチェックを行いながら進めていきますが、工務店ではチェックを行う人と施工を行う人が同じ会社となりますので、そこに甘えや曖昧さがでてしまうこともあります。工務店は施工のプロですから、信頼できる業者を選べば安心して任せることが可能です。

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